脳梗塞とは
脳梗塞とは、脳の血管が閉塞して、脳神経細胞が壊死してしまう病気です。 能卒中の中でも最も多く、高齢の方に多い病気です。 予防が最も重要ですが、発症時間以内であれば劇的に回復する治療法があるとのことです。 色々な原因があるため、原因に合わせた再発防止が重要です。 脳梗塞の前兆として『FAST』を覚えていただくと、いざという時に役立つそうです。 Face:顔 にっこり笑ったとき、左右に違いがないか?口角が下がっていないか? Arm:腕 両手を上げたときに、片方の手が下がってこないか?上げ続けられずに下がっていないか? Speech:言葉 簡単な文章を言ってもらったとき、ろれつが回っているか?言葉が理解できるか?言葉が出てこないことはあるか? Time:時間 上3つの異変に気づいたら急ぎ病院へ行くことが勧められています。 『脳梗塞の前兆症状と言われ、脳に梗塞はないのに、血液の流れ(血流)が一時的に悪くなり、(一時的に血管が詰まる、あるいは血液の量が減り)、脳梗塞と似た症状(片麻痺・感覚・言語障害など)が短期間(数分から1時間、最長で24時間)で現れては消える状態』のことを言います。 血流が戻れば細胞に血液が送られるので症状が消えてしまいます。 そのため、画像診断では梗塞は見られないそうです。 症状が自然と消えるため、今までは軽視されていましたが、専門家の間では、「TIMは発症直後ほど脳梗塞を続発する危険が高いので、救急疾患として対処する必要がある」とされているようです。 一過性脳虚血発作(TIA)特有の症状 1. 運動障害(片麻痺) 2. 言語障害(失語症) 3. 視力障害(一過性黑内障) 4. 視野障害(半盲) 〈注意するポイント〉 症状が消えたからといって受信せずに放置しておくと、(2日以内に)脳梗塞に繋がることが多いので、放置せず当日すぐに救急科・脳神経外科・神経内科などを受診することが勧められていました。 TIAになると、約5%から20%の人に脳梗塞が発症すると言われており、最近の研究結果により、従来考えられていた以上に短期間(TIA後90日、3ヶ月以内に15〜20%、うち約半数が2日、48時間以内に脳梗塞を発症)に脳梗塞を発症するリスクが高いことが明らかになってきているようです。 欧州では救急疾患として治療したことで80%の方が脳梗塞になるのを防げたとう報告もあるとのことでした。 TIAが起こる原因は、①動脈硬化による血栓が原因の場合、②心房細胞により血栓が原因の場合と大きく2つに分かれて、それぞれ治療法が異なるそうです。 血栓とは血の塊のことです。血栓が脳の血管につまり、血液の流れが止まってしまった場合、TIAが起こるそうです。 動脈硬化による血栓の原因の場合 動脈硬化により頸部や脳内の動脈にできた血栓(特に頸動脈にできるものが有名です)が、脳の血管を詰まらせることが原因となります。動脈硬化とは、血管がもろく、硬くなっている現象をいいます。TIAの原因としてこれがとても多く、TIA患者全体の3分の2程度を占めるそうです。 心房細胞による血栓が原因の場合 心房細胞が原因となり、心臓にできた血栓が脳に流れていき、脳血管を詰まらせることが原因で起こるようです。心房細胞とは、心拍が乱れると(不整脈)により、心臓の左心房が痙攣したように収縮し、脈が不規則になる現象をいいます。TIAの原因の残りの3分の1がこれとのことです。これを「心原性脳塞栓症」と呼ぶそうです。 脳梗塞を含め、脳卒中は発症後治療しても後遺症が残ることが少なくないようです。 脳の細胞がダメージを負うことで、体の麻痺や感覚の障害、脳の障害が残る可能性があります。 後遺症によっては、治療後も日常生活に影響が出ることもあるので、ご自身やご家族が脳梗塞になったときは、脳梗塞自体の症状だけでなく、後遺症まで知っておっことが大切とありました。 ・運動麻痺 右上下肢あるいは左上下肢が動かなくなる症状。 痙性麻痺と弛緩性麻痺があり、一般に麻痺は下肢よりも上肢に強いことが多い。脳梗塞が生じた部位によっては下肢に強い場合もあるようです。 感覚障害 感覚や痛覚が鈍くなる場合と逆に過敏になりしびれを感じる場合がある。脳梗塞発症後半年くらい経ってからしびれが強くなるケースもあるようです。 目の障害 視野が狭くなったり、ものが二重に見える「複視」という障害、硬めの視野が見えにくくなる「半盲」という障害もある。発症後長期にわたって症状が残る場合もあるそうです。 構音障害 いわゆるろれつの回りにくさで、比較的回復しやすい場合と症状が長期にわたり残りやすい場合があるそうです。 嚥下障害 食べ物を飲みにくくなる症状で、大脳の片側に病変が限られている場合は回復が見込めるが、延髄など脳梗塞の部位によっては回復が難しい可能性もあるとのこと。 高次脳機能障害 脳の損傷により神経に異常が起こり、運動障害や感覚障害が発症することを指す。 一口に高次脳機能障害といっても、表れる症状はさまざまのようです。 リハビリの必要性 神経機能の回復のメカニズムはまだよく分かっていないことも多いようですが、少なくとも早期にリハビリテーションを開始すると、機能予後は格段に良くなることがわかっているそうです。 リハビリテーションは体の運動機能の回復だけでなく、心理的、社会的な回復も意味しています。 1人ひとりの障害・程度に応じたリハビリテーションを行うことで、その人がもともと行っていた日常生活にスムーズに戻れるようにしていくことが重要とのことです。 また、リハビリテーションは本人だけでなく、家族や友人などの周りのサポートや理解も重要なポイントとなってくるとのことでした。
はなぶさ治療院
住所:栃木県足利市八幡町2-7-14
電話番号:0284-73-6332
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