アルツハイマー型認知症について
アルツハイマー型認知症、通称アルツハイマーについて今回は書きたいと思います。 アルツハイマーは普通の認知症となにが違うのか?また、具体的にどのような症状が現れるのか?というのを調べてみたいと思います。 そして、私の亡くなった祖母がアルツハイマーだったのでどのようなことがあったか?といった経験談も書きたいと思います。 認知症とアルツハイマーの違い ・そもそも認知症とは脳の機能低下による症状の総称 ・アルツハイマーは認知症の原因となる特定の病気 認知症 ・記憶力や判断力、思考力や言語能力などの低下が特徴 ・加齢や脳の病気、損傷などが原因となる ・認知症の症状が日常生活に支障をきたす状態 アルツハイマー ・脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積され、神経細胞が死滅することで発症 ・認知症の最も一般的な形態で『アルツハイマー型認知症』とも呼ばれる ・記憶障害や道に迷うといった症状が初期段階でみられる ・進行速度は個人差がありますが、末期に達するまで10年以上かかることもある 簡単に言うと、認知症は脳の機能低下の一般的な「状態」を指し、アルツハイマー病は認知症の中でも最も一般的な「特定の病気」を指す、ということみたいです。 次に、アルツハイマー型認知症という病気についてもっと詳しく調べて書いていきます。 アルツハイマー型認知症について 65歳以前に発症したものを「早発性」、65歳以上で発症したものを「晩発性」に分類される。アルツハイマー型の患者の多くは「晩発性」とされているそうです。 そして患者の男女比は、男性よりも女性の方が多いというのも特徴の一つであるそうです。 認知症におけるアルツハイマー型の割合は2020年の65歳以上の高齢者の患者は602万人。 認知症有病率では16.7%といわれているようです。 割合としては、65歳以上の6人に1人は認知症を発症しており、認知症には複数の型があり、中でもアルツハイマー型は最も症例が多く、認知症患ぜんた全体の60%以上を占めていると言われているようです。 アルツハイマー型も基本的には物忘れ症状から進行するようですが「加齢による物忘れとは異なる」というのも特徴です。 具体的な例をだすと、食事がわかりやすいかもしれません。 加齢による物忘れだと、食事の「内容」を忘れるのが一般的です。 一方アルツハイマー型認知症は、「食事をしたこと自体」を忘れてしまうのが特徴的な症状です。 認知症全般でよくみられる症状としては、 ・見当識障害(今がいつか、どこにいるか、などといった自分の置かれた状況がわからなくなる) ・実行機能の障害(家事などの手順がわからなくなる) ・判断力の低下 などが一般的にみられます。 ですが、なかでもアルツハイマー型認知症においてはさらに「中核症状」と呼ばれる脳の働きが障害によって低下し、認知能力が低下することでおきる以下の症状も見られるのが特徴的かもしれません。 ・記憶障害(物忘れが起きる、新しいことを覚えられない) ・思考、判断能力の低下 ・見当識障害 ・失行(目的に合った動作が行えない) ・失認(視力や聴力、触覚が正常に働かない) ・失語(言葉がうまく操れない) ・実行機能障害(計画をたてたり、順序を考えたりすることができない) などがみられようで一度失われた能力は治療により治すこともできないのです。 そしてさらに、アルツハイマーには様々な心理、感情、行動の障害も現れます。 代表的なものとして、進行度合いにより下記のような症状が現れることがあります。 ・初期 不安、うつ状態、妄想(発症から1~3年程度に多い) ・中期 幻覚、徘徊、興奮、暴言や暴力など激しい精神症状(発症から5~9年程度の期間にみられる) ・末期 人格変化、無言、無動 など これらの症状を「BPSD(周辺症状)」と呼びます。 これらは、環境や周囲の助けによって緩和できる場合もあるようです。 アルツハイマー型認知症の治療について ・まだ確立されていない ・基本的には投薬により進行速度を遅れさせることは可能ですが、症状は緩やかに進行し続ける アルツハイマー型認知症の原因は ・厳密には解明されていない ・脳の萎縮によって起きる ・脳の細胞にβアミロイド(脳内で生成されるタンパク質の一種)がたまって「老人班」と呼ばれるシミのようなものができ、神経繊維の変化が生じて発症すると言われている 生活習慣が発症リスクに大きく関係するという研究報告はある ・過度な飲酒や喫煙 ・糖尿病や高血圧、肥満 遺伝の可能性は アルツハイマー型認知症のほとんどが遺伝と関係なく発症すると言われています。しかし、65歳未満で発症する「若年性アルツハイマー」の一部は遺伝性のある「家族性アルツハイマー」といわれているようです。 寿命にも関係するか 認知症発症からの余命は5~12年程度といわれている。症状の進行には個人差があるため、人それぞれ余命も異なる。 上記のことが、私が調べたアルツハイマー型認知症についてのことです。 最後に、アルツハイマー型認知症で亡くなった私の祖母にはどのようなことがあったのかを思い出して書いてみたいと思います。 私の祖母は発病してから、食事をしたかどうかを覚えていなかったです。典型的なアルツハイマー型認知症ですね。 いつ発病したかは正確には誰にもわかっていませんが、だいぶ若い頃から不審な点があったと、私の母の双子の妹は言っているようです。 40代ではもう異変があったとかなんとか。 異常なことは沢山ありましたが、中でも印象的で覚えているのはカーテンを気にすることです。 特に夜、カーテンの隙間が気になるようで執拗にわずかな隙間を気にして外をのぞいたり、カーテンをしめなおしたり。ずっとそれをしていて、本当に祖母のようすは不思議でした。 あとは、もともと温厚な性格の祖母でおっとりとしていて優しい言葉遣いなのですがひとが変わったように攻撃的になることも多々ありました。テーブルをたたいたり、どなったりといったこともありました。 ほかにも、お手洗いに間に合わない。というよりもお手洗いに行くことすらも忘れているようにも見えました。 便をなぜか紙に包み、カバンにいれていたという話もきいたことがあります。 アルツハイマー型認知症は、人を別人にしてしまい、その上「当たり前にできること、すること」をできなく(忘れさせる)病気で恐ろしい。自分がなったら人に迷惑をかけてしまうだろうから消えたいな。 と、当時中学生だったころから私は認識していました。 このような恐ろしい病気に、少しでも早く治療法が見つかればいいと思いますし、なんならこの病気がなくなってほしいと私は思っています。
はなぶさ治療院
住所:栃木県足利市八幡町2-7-14
電話番号:0284-73-6332
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