高次脳機能障害について

query_builder 2025/06/13
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高次脳機能障害とは、脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管障害や、事故などによる脳外傷、心肺停止による低酸素脳症などで脳がダメージを受けたことにより、注意力、記憶力、言語、感情のコントロール等がうまく働かなくなる認知障害のこととのことです。    ケガや病気により、脳に損傷を負うと、次のような症状が出ることがあるとのことです。 記憶障害 ・物置場所を忘れる。 ・新しいできごとを覚えられない。 ・同じことを繰り返し質問する。   注意障害 ・ぼんやりしていて、ミスが多い。 ・ふたつのことを同時に行うと混乱する。 ・作業を長く続けられない。   遂行機能障害 ・自分で計画を立てたものごとを実行することができない。 ・人に指図してもらわないと何もできない。 ・約束の時間に間に合わない。   社会的行動障害 ・興奮する、暴力を振るう。 ・思い通りにならないと、大声を出す。 ・自己中心的になる。   記憶障害|ご本人へのアドバイス ・頭の中で覚えるだけでなく、手帳・カレンダー・スマートフォン・アラームを使う等活用する。 ・メモをする。見て確認することを徹底する。 ・日課を作り、同じパターンで動けるようにする。 ・繰り返し行動・経験して覚えて、習慣づけする。   関わり方のポイント ・一度にたくさん伝えないようにする。 ・口頭だけでなく、書いて伝える ・複雑なことは紙に書いて残す。 ・習慣になるには時間がかかることを理解する。 ・忘れていることを感情的に責めない。   注意障害| ご本人へのアドバイス ・自分に合った集中しやすい環境を見つける ・見通し確認をする ・時間に余裕を持って取り組む。 ・指示や連絡を受けた後は復習確認をする。 ・ひとつずつアラーム等周りの環境を活用する。   関わり方のポイント ・同時に複数のことを伝えない。 ・ひとつずつ伝える。 ・ダブルチェックをする。 ・集中しやすい環境を整える。(静か、人が少ない、TVを消す等) ・次の行動に移るきっかけを出す。   遂行機能障害| ご本人へのアドバイス ・手順書を見ながら、その通りに作業する。 ・やるべきことを書き出しておく。 ・いつ、何を、どの順番で実行するかを整理する。 ・時間にゆとりをもって計画を立てる。 ・計画外のことが起きた時の対策を事前に考えておく。   関わり方のポイント ・優先順位をつける ・行動のきっかけを作る ・曖昧な指示を避け、シンプル&具体的に伝える(例:△間に合うように来て→◎10分前に来て) ・急に変更をしたり、急に新しい指示をしない。 ・毎回同じ手順で行えるようにする。   社会的行動障害| 脱抑制 ご本人へのアドバイス ・行動する前に数秒考える等、待つ習慣をする。 ・必ず周囲と相談してから行動する。 ・周囲と一緒に行動のルールを決める。   関わり方のポイント ・不適切な行動は冷静に指摘し、責めない。 ・本人と一緒にルールを決めてみる。   感情コントロールの低下 ご本人へのアドバイス ・イライラしたら深呼吸する。 ・怒ると損、自分のため…と言い聞かせる ・その場から立ち去る   関わり方のポイント ・本の言うことを否定せず最後まで聞く。 ・興奮時にはリセットできるような手がかりを出す(場所を変えるよう促す、お茶やトイレを促す) ・落ち着いて事実を振り返し、対策を考える(次に同じようなことがあったらこうしよう等)   発動性の低下 ご本人へのアドバイス ・好きなこと、興味のあることから取り組む ・やることリスト(散歩、脳トレ、家事等)を作る   関わり方のポイント ・怠けているのではないと言うことを理解する。 ・考えるヒントや行動のきっかけを作る(声かけ、選択肢を用意する、役割を作る等) 固執 ご本人へのアドバイス ・その行動のメリット・デメリットを整理してみる。 ・周囲と一緒にルールを決め、行動を変えられるか試してみる   関わり方のポイント ・理由を聞く(本人なりの理由がある場合が多い) ・デメリットを“感情的にならずに伝える”(「行動に出すとあなたが損するよ」) ・本人と周囲の“妥協性”を探る ・周囲に影響がなければ、無理に変えようとしない。   対人技能拙劣(コミュニケーション能力の低下) ご本人へのアドバイス ・その場にあった言語を選ぶ ・よく接する人に予め症状を伝え、後遺症の影響でることを理解してもらう。   関わり方のポイント ・信頼関係のある人が指摘する。 ・その場にあった言葉を伝え、うまくいった時は「どんな対応がいつもと違っていてよかったのか」を振り返る。 ・場の雰囲気が読めていない場合、さりげなく話題を変える   社会的行動障害 対応の共通ポイント ・表面に見える問題にとらわれず、行動の裏にある原因を考えましょう。 ・周囲が統一した対応をとるようにしましょう。 ・不適切な行動が出にくい環境を勘がてみましょう。 ・適切な行動が見られたとき(不適切な行動を修正できた時)は、ご本人・ご家族に伝えましょう。 ・ご本人も周囲の人も一人で抱え込まないようにし、第三者に話を聞いてもらいましょう。 ・投薬治療が有効な場合もあるので、必要に応じて精神科医療との連携も視野に入れましょう。    このほかにも、脳疲労(神経疲労・易疲労)、病識の低下、記憶障害、失語症などがありました。   これらの症状により、日常生活または社会生活に制約がある状態が高次脳機能障害とのことです。 「高次脳機能障害」という用語は、学術用語としては、脳損傷に起因する認知障害全般を指し、この中にはいわゆる巣症状としての失語、失行、失認のほか、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などが含まれるそうです。   一方、平成13年度に開始された高次脳機能障害支援モデルにおいて集積された脳損傷者データを慎重に分析した結果、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害を主たる要因として、リハビリテーション、生活支援等の手法が確立しておらず早急な検討が必要なことが明らかになったそうです。 そこで、それらの者への支援対策を推進する観点から、行政的に、この一群が示す認知障害を「高次脳機能障害」と呼び、この障害を有する者を「高次脳機能障害」と呼ぶことが適当である。

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はなぶさ治療院

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